
『おどるネコうたうネコ』が9月18日に販売開始されます。ネコ写真家沖昌之さんによる、想像力を刺激するネコ写真集です。
沖さんは代表作「ネコザイル」のほか、「無重力ネコ」「忍者ネコ」そして「Kissネコ」などで知られる写真家、お外ネコの“奇跡の一瞬”を切り取るのを得意としています。

華麗に「ChooChoo TRAIN」を舞っています
今回の『おどるネコうたうネコ』も、ネコたちの奇跡の一瞬を集めた作品集。ネコたちはタイトル通り、踊ったり(?)、歌ったり(!?)と、普段は人には見せない姿で私たちを楽しませてくれます。
ネコの運動能力は人間よりはるかに優れています。写真集では前述の「ChooChoo TRAIN」はもちろん、ブレイクダンスやアイドルっぽいダンス、そして盆踊りに至るまで、様々なジャンルを踊りこなしています。


うたうネコたちも存分にその才能を発揮。のどを開いて、声を響かせています。

さて、落語家の立川志の輔さんは高座でよく「落語は最強の芸術である」と語っておられます。その理由は落語が映画などと異なり、観客の想像力に頼る芸だから。そして、想像力は無限だからです。
落語を聴く人達の目に見えているのは、正座をした一人の落語家だけです。でも例えば落語家さんが月を語ったとき、観客の頭の中には月が浮かびます。そしてこの月の美しさには、どんな映画の月もかないません。
沖さんの写真も想像力を刺激するもの。沖さんの写真を見ながら私たちの頭の中に浮かぶ映像には、世に溢れるネコ画像やネコ動画は勝てません。なぜなら、想像力は無限だからです。
想像力を刺激する沖さんの写真集『おどるネコうたうネコ』は、全国の書店ほか、Amazon.co.jpなどで購入できます。価格は1,320円となっています。
