「Varibike Extreme」は、6つに割れた腹筋「シックスパック」を手に入れたい人に向けの自転車。リカンベントスタイルとしたことでボート漕ぎ運動を可能とし、足と腕に加え、腹筋も鍛えられるようにしています。
開発しているのは手でも漕げる自転車「Varibike」で知られるVaribike。「Varibike」を開発したMartin Kraiss氏は、開発の目的を次のように述べています。
「スポーツ器具としての自転車はバランスが取れておらず、その推進力は脚力に依存しすぎている。上半身はじっとしたまま動かず、運動していない。我々の開発の目的は、全身運動が可能でより高速で走れる自転車を開発することだった」
足に加えて腕の筋肉を鍛えられる
「Varibike」での走行は足だけでなく、腕の筋肉強化を目指す人に適しています。また、全身運動となるため、心肺機能の改善や減量を目的とした有酸素運動を行いたい人にも推奨できます。
「Varibike Extreme」はMartin Kraiss氏の考え方をさらに一歩進めたモデル。足や腕に加え、腹筋を鍛えることが可能になっています。
これを実現するためにVaribikeはリカンベントスタイルを採用。一般的な自転車と同じように足だけで走ったり、「Varibike」の特徴である手だけで漕いだりに加えて、ボート漕ぎスタイルでの走行が可能になっています。
Varibikeによれば「Varibike Extreme」によるトレーニングは、一般的なローイングマシンよりも優れているのだとか。ローイングマシンでは力はハンドルを引くときのみに必要となりますが、「Varibike Extreme」では戻すときにも必要となるので、腹筋に持続的に負荷がかかると説明しています。
さらに、室内でローイングマシンでトレーニングするのに比べ「Varibike Extreme」では外の景色を楽しみながら腹筋を鍛えられます。これらにより、Varibikeは「Varibike Extreme」が「理想のシックスパックマシン」であるとしています。