ヤマハ発動機はスポーツ電動アシスト自転車を販売開始する。クロスバイク「CROSSCORE RC（クロスコアアールシー）」と、グラベルバイク「WABASH RT（ワバッシュアールティー）」の2機種。

ヤマハからスポーツ電動アシスト自転車2モデル登場　クロスバイク「CROSSCORE RC」とオフロードも走れるグラベルバイク「WABASH RT」

ヤマハ発動機はスポーツ電動アシスト自転車を3月10日に販売開始する。クロスバイク「CROSSCORE RC（クロスコアアールシー）」と、グラベルバイク「WABASH RT（ワバッシュアールティー）」の2機種。

「CROSSCORE RC」のコンセプトは「365days,1bike」。通勤から仲間とのレジャーライドまでこれで1台で楽しみたい人をターゲットに、街中でのコミューティングから郊外のロングライドまで快適に走行できる点に注力して開発した。

「WABASH RT」のコンセプトは「いろいろ使えそう。ONもOFFも。」。オンロードでの快適性とオフロード（林道・砂利道などの未舗装路）での走破性を求める人をターゲットに、未舗装路で最も高い走行性能を発揮しながら、移動が楽しく快適にできる点に注力し開発した。

両モデル共通の特徴

“美しさ”と“走行性能”を両立したフレーム.

フレームはバッテリーを内蔵することで洗練されたフォルムを実現した。ダウンチューブ内部をツインチューブ構造にすることで、剛性を確保しながら美しいフレームに貢献する配線処理を行っている。

ドライブユニットカバーは機能形状をフォローした造形とすることで、全体の構造体として取り込み、流れるようなスタイリングを実現した。

上質なアシストを提供するドライブユニット

上質なアシストを提供するドライブユニット「PWseries ST」を採用。従来ユニット比100gの軽量化を果たしながら、新制御プログラムにより急な登り坂での発進でも、しっかりとしたトラクションを発揮する。また、高いクランク回転数まで対応したパワーサポートも実現した。

スピード、ケイデンス、ペダリングトルク、角度の4つのセンサーから得た情報を瞬時に演算し、ライディングコンディションを正確に把握。常にライダーが求める適切なアシストパワーを提供する。

「アシストモード」は、5つから選択可能。このうち「Automatic Assist」モードでは走行状況に応じてHIGH／STD／ECOの3つのアシストモードから自動で選択。サイクリストはライディングに集中できるようになる。