ホンダは新型ポータブル発電機「EU32i」（最大出力3.2kVA）を発売する。まずは欧州地域で3月に販売を開始し、順次販売地域を拡大するとしている。

「EU32i」では、新たに専用開発した「GX130」エンジンと正弦波インバーターを搭載。3kVAクラスの高出力と軽量・コンパクトで携帯性に優れたパッケージングを両立した。


また、ホンダ独自の正弦波インバーター技術の採用によりなめらかな波形の高品質な電気を安定的に供給することが可能に。これにより、電気の質が求められる精密機器にも対応できるようにした。

デザインでは、ホンダ発電機として初めてブラックを基調としたカラーリングを採用。陰影を際立たせて引き締まった印象に仕上げながら、四隅の角を落としたデザインとすることで破損や運搬時の接触リスクを軽減した。

また、専用のアプリをスマートフォンにダウンロードすることで、発電機の燃料残量や運転可能時間などを確認可能に。アプリからはエンジン停止などの操作もでき、利便性の向上が図られている。