古いフィルムカメラがiPhoneで蘇る! iPhoneをフィルム代わりに使用可能にする「デジスワップ」

ファイヤーワークスがフィルムカメラの裏蓋に装着して使う「デジスワップ」を開発した。iPhoneをフィルム代わりに使用可能にすることで、使っていなかったフィルムカメラを蘇らせるデバイス。

古いフィルムカメラがiPhoneで蘇る! iPhoneをフィルム代わりに使用可能にする「デジスワップ」
iPhoneをフィルム代わりに使用する「デジスワップ」

フィルムカメラならではの「メカニカルな楽しさ、マニュアル撮影の難しさ」と、スマートフォンカメラならではの「何枚でも撮影できて気に入らなければすぐに消せる利便性」を両方味わえる製品。撮影した写真はスマートフォンに保存されるので、SNSへの投稿も容易だ。


古いフィルムカメラがiPhoneで蘇る! iPhoneをフィルム代わりに使用可能にする「デジスワップ」
動画も撮影できる

使用するにはフィルムカメラの裏蓋を取り外し、「デジスワップ」本体を三脚ネジを利用して取り付ける。あとは、「デジスワップ」本体に専用アプリをインストールしたiPhoneを取り付ければ撮影が可能だ。取り付け作業は、フィルムカメラを改造することなく実施できる。

古いフィルムカメラがiPhoneで蘇る! iPhoneをフィルム代わりに使用可能にする「デジスワップ」
「デジスワップ」本体部

開発にあたりこだわったのは、フィルムカメラのシャッターとの連動。カシャ、カシャというメカニカルな音をさせるシャッターにアプリを連動させ、昔ながらの撮影体験を可能にしている。絞りやシャッタースピード、ピントも、フィルムカメラ側での調整となる。

ファイヤーワークスは2022年4月初旬にKickstarterで「デジスワップ」の販売を開始する。価格は本体が199ドルからでアプリが49ドル、ライカMアダプターが88ドルとなる予定。

古いフィルムカメラがiPhoneで蘇る! iPhoneをフィルム代わりに使用可能にする「デジスワップ」
ライカM2装着例