
「V-LADA」は1970年四駆の雰囲気を持ったカスタムカー。オーストリアのカスタムバイクビルダーVAGABUND MOTOがビルドして販売しています。

クラシカルな外観の四輪駆動車が欲しい人は、普通は年代の古い中古車を購入するしか選択肢がありません。でもロシアの四駆を対象に含めると、1950~1970年代デザインのクルマを新車、またはそれに近い状態の中古車として入手できます。
ラーダ・ニーヴァはそんなロシアの四輪駆動車のひとつ。VAGABUND MOTOがサンプル車両として公開している画像は、そのラーダ・ニーヴァ(2014年式、走行距離6万2,000km)をベースにカスタムされたものです。

ラーダ・ニーヴァは舗装道路はちょっと苦手ですが
オフロードはすごぶる得意です
VAGABUND MOTOはラーダ・ニーヴァの外装のサビや内装の汚れを落としたあと、外観や足回りをよりタフなものとしました。具体的にはサスペンションを交換して最低地上高をアップ。オフロード走破性を高めています。ホイールも交換され、タイヤにもオフロードタイプが採用されました。

ルーフにはルーフラックを装備してキャンプやアウトドアレジャーに向かう際の積載性を高めています。フロントにはPIAA製の補助灯が装備され、SUVらしい雰囲気を高めました。

ボディカラーはVAGABUND MOTOらしい2トーン。以前紹介したUrwahn Bikesとコラボした自転車「Stadtfuchs」同様に、シルバーとブラックで塗装されています。

価格は2万4,990ユーロ(約325万円)から。装着するオプションやベースとする車両の年式などにより、価格は異なります。詳細は同社にEメールで問い合わせてください。
