マツダは「ファミリアバン」にハイブリッド搭載車を追加して4月1日に販売開始する。高い加速性能や上質な乗り心地を実現しつつ、高い燃費性能を達成した、環境にも配慮したビジネスパートナー。


最高出力74PS、最大トルク111Nmを発生する1.5Lエンジンと、最高出力61PS、最大トルク169Nmを発生するモーターの組み合わせによるハイブリッドシステムを採用。モーターの長所を活かしたスムーズな発進と、エンジンの長所を活かした伸びのある加速フィーリングを追求した。




さらにモーターの駆動力制御により、路面の 凹凸に応じて車体の上下揺れを軽減して滑らかでフラットな乗り心地を実現している。

燃費は22.6km/L（WLTCモード）と、ハイブリッドならではの優れた数値を達成した。


バッテリーはリアシート下に配置することで、ラゲッジスペースの広さを確保している。


ハイブリッド搭載車はベーシックな「DX」、装備を充実させた「VE」、プレミアムな「GX」の全グレードに用意される。ハイブリッド装備車のメーカー希望小売価格は「DX」グレードが179万8,500円、「VE」グレードで196万9,000円、「GX」グレードが207万3,500円。

マツダはまた、ガソリンエンジン搭載車「GX」を一部改良して3月3日に販売開始した。フロントバンパーコーナー部とリヤバンパーをボディ色とすることでひとクラス上の質感としたほか、バックモニター内蔵自動防眩インナーミラーを採用している。


「GX」の価格はガソリンエンジンを搭載した2WD車が179万8,500円で、4WD車が198万円。ハイブリッド車は207万3,500円。