「Haven」とは、木と木の間を結ぶ一本のロープ「Structural Ridgeline」を特徴とする“就寝用プラットフォーム”。大黒柱のように機能するこのロープが「Haven」を安定させ、ハンモックのような外観でありながらテントとしての役割を担えるようにしています。
安定性を高めています
「専用エアマットレス」も「Haven」をハンモックというよりテントらしく機能させている秘密のひとつ。これが床面を平らにしてくれることで、利用者は「Haven」内でテントのように安定して動けるようになります。
(画像はオリジナルバージョンの「Haven」)
「Structural Ridgeline」と「専用エアマットレス」により、「Haven」は“宙に浮かぶテント”のように機能。雨水や虫の侵入におびえることなく一夜を過ごせます。
(画像はオリジナルバージョンの「Haven」)
今回発表された「Safari」は、より頑丈にデザインされた製品。例えばマットレスのサイズは長さ203x幅76cmと、昨年発売された「XL」と同じ。でも、その素材にはより長期の利用を想定した分厚い素材が採用されています。また、表面にはヴィーガンスエードが採用され、ソフトで高級感のある手触りに仕上げられました。
本体の強度も大幅にアップしており耐荷重は158kg。また同社によるストレステストでは、なんと1,025kgもの重さにも耐えたのだとか。もちろん、それほど多くの人がこのスペースで就寝できるわけはありませんが、余裕のあるスペックにより長期間利用での信頼性を高めています。
従来からの「Haven」の魅力はそのまま継承。室内に多くのポケットを装備し、ハンモックよりずっと多くの収納を提供します。虫よけのメッシュももちろん装備。タープも装備されていて、悪天候のときにも利用可能となっています。
そしてもちろん、地面の状態を気にせずに設営できます。テントのように石ころや枯れ木などを地面から取り除くのに時間がかかる…なんてことはありません。
(画像はオリジナルバージョンの「Haven」)
開発したのは米国ユタ州のHaven Tents。同社は今回もクラウドファンディングサイトKickstarterでの先行販売を実施しています。入手に必要な金額などについて詳細はKickstarterサイト内のプロジェクトページ「Haven Safari: your all-in-one hammock tent」で確認してください。
なお、「Safari」はMakuakeでも販売されています