“アレ”を推測して対応する音声アシスタント「アレ草」をインターリンクが開発(エイプリルフール)

以前ある落語家さんが、弟子入りして一番大変だったのは、師匠の「おい、アレをアレしとけ」だったと語っていました。“アレ”が一体何を指すのか、それをどう“アレ”するのかを全力で推量する必要があり、しかも推量結果は最初は大体外れるからです。

でも、毎日師匠のことを必死で見ていると、アレが何を指すのかが次第に分かってくるそう。そして師匠を満足させられるようになると、寄席に集まるお客さんが何を求めているのかも推量できるようになるそうです。


インターリンクは、落語家の師匠に限らず、私たちが日常的に口にする“アレ”がなんであるかを推測し、それに対する回答を与えてくれる音声アシスタント「アレ草」を開発しました。

“アレ”を推測して対応する音声アシスタント「アレ草」をインターリンクが開発(エイプリルフール)
“アレ”を推測する音声アシスタント「アレ草」
ほんとに「草」

「アレ草」は、数少ない情報から答えを導き出す人工知能。利用者の“アレ”がなんであるかを粘り強く推測し、ときには利用者本人にもよくわかっていないこともある“アレ”の真実を突き止めて回答します。導き出した回答は必ずしも正しいとは限りませんが、ソレはソレ、ということでしょう。

稼働には内蔵バッテリーを使用。充電は水やりで行います。水が落下する際の運動エネルギーがアレ草の根元に設置された水車を回し、バッテリーを充電するそう。水やりは1日に1回で十分なのだとか。

“アレ”を推測して対応する音声アシスタント「アレ草」をインターリンクが開発(エイプリルフール)
スプレーでも良い…のかな?

価格は1,193(いいくさ)円。アレ草の仕様や購入方法について詳細はインターリンクのWebサイトで確認してください。

“アレ”を推測して対応する音声アシスタント「アレ草」をインターリンクが開発(エイプリルフール)
これはネコ草

(注:この記事は、エイプリルフールの嘘ニュースです。ですが、「アレ」を理解してくれるAIの開発が、高齢化社会に向けて急務であることは事実かもしれません)