
Stuart Brand氏はRaspberry Pi Zero Wを使用してカセットテープ型コンピューター「ZX Spectrum Raspberry Pi Cassette」を製作しました。The MagPi Magazineが伝えています。

画像はThe MagPi Magazineより
シンクレア・リサーチが1982年に英国で発売したホームコンピューターZX Spectrumのエミュレーターとして機能するマシン。ZX SpectrumはStuart Brand氏にとっての最初のコンピューターで、強い思い入れがあるのだそう。Stuart Brand氏はZX Spectrumのエミュレーターをカセットテープのケースに詰め込んだら面白いと考えて「ZX Spectrum Raspberry Pi Cassette」の製作を思い立ったそうです。
同氏は現在、昔のゲームをプレイしたいときに「ZX Spectrum Raspberry Pi Cassette」を起動して楽しんでいるのだとか。

画像はThe MagPi Magazineより
カセットテープ内部は狭くてそのままではRaspberry Pi Zero Wを組み込めず、一部を削る必要があったそう。でもStuart Brand氏にとってはテープの外観を維持することの方がより重要だったそうです。

削っても動作に支障はなかったのだとか
画像はThe MagPi Magazineより
Stuart Brand氏の次の目標はラジカセ型デバイスを製作すること。カセットを交換することで別のゲームをプレイできる、そんなデバイスの製作を考えているそうです。