スペインのスタートアップOX Motorcyclesが、電動バイク「Patagonia」を発表した。販売開始は2022年9月に予定されている。


電動バイクならではの静かでトルクフルな走りを活かし、街乗りだけでなくアドベンチャーライドにも対応可能な商品。オフロードを自然の音を聴きながら、気の向くままに走行できる。



非舗装道路での走破性を高めるために、フロント19インチ、リア17インチのホイールにはオフロードタイヤが装着された。ボディにはクラッシュバーやスキッドプレートを装備して、石跳ねなどに備えている。


ボディ両サイドには14L容量のサドルバッグが装備され、荷物を積んでツーリングライドに出かけられる。シートにはフラットなベンチタイプの2人用が採用されているので、タンデム走行を楽しむことも。


ドライブユニットには最高出力11kW（14.8hp）、最大トルク50Nmのリアハブハブモーターを採用し、最高速度110km/hを達成した。バッテリーはガソリンバイクでのタンクに相当する場所からの取り外しが可能。重さは22kgで、家庭用の電源から5時間で充電でき、フル充電で100km走行できる。


カラーはグリーンとオーカーの2色展開。価格は6,900ユーロからになる予定。