
FusionFlightが、“8kWクラスでは世界最小・最軽量”を謳う発電機「ARC」を発表しました。電気自動車の走行距離を伸ばし、充電設備の無い場所にもお出かけ可能にする製品です。

特長は軽量・コンパクトであることはもちろん、持ち運びしやすいデザイン。重さわずか9kgでサイズは170x270x520mmを実現しています。デザインはツールボックス型で、工具を持ち運ぶように発電機を持ち運べます。


様々な燃料を使えるのも「ARC」の大きな特徴。軽油、灯油、ジェット燃料を使用可能になっています。

ユースケースとしては前述の通り、電気自動車用のレンジエクステンダーとしての利用。電気自動車用充電設備の無いキャンプに出かけたときでも、「ARC」があればクルマが駐車している間にバッテリーを充電できます。「ARC」は複数のユニットを連結して使用することもできるので、より高速な充電にも対応します。
災害時などでの自宅利用にも便利。インバーターを使用すれば様々な家電に電力を供給可能になるので、停電時に冷蔵庫などを利用できます。
「ARC」に死角があるとすれば発電時の音でしょう。一般的なポータブル発電機と比べるとかなりうるさいので、キャンプ場で使う場合でも自宅で利用する場合でも近くの人に迷惑がかからないように配慮する必要がありそうです。
「ARC」の騒音レベルが気になる方は、FusionFlightが公開している次の動画で確認してください。再生を開始するとすぐに大きな音がするので、再生時には十分ご注意を!