
「YPJ-MT Pro」は「YPJシリーズ」のフラッグシップモデル。「Fun and Exciting unusual experience」をコンセプトに、「乗りこなす楽しみ」「マウンテンバイク特化のアシスト性能」「ユニークデザイン」をポイントに開発された。メインフレームの上下がそれぞれ2本に分かれた構造によって車体剛性と最適な重量バランスを実現する「YAMAHA Dual Twin Frame」を採用している。
2023年モデルの主な特徴は、1. 新型ドライブユニット「PW-X3」、2. 新設計スイッチ&メーターの「ディスプレイEX」、3. ライディング性能を向上させるMTBコンポーネント、など。

1. 新型ドライブユニット「PW-X3」
従来モデルに比べ、小型、軽量でありながら、力強いトルクを実現したオフロードカテゴリーのフラッグシップドライブユニット「PW-X3」を搭載。コンパクトになったことでグラウンドクリアランスを確保し、オフロードでの走破性を向上した。さらにスムーズでパワフル、レスポンスの良いアシストフィーリングを実現している。
2.新設計スイッチ&メーターの「ディスプレイEX」
オフロード走行に最適なコンパクトサイズのスイッチ&メーター「ディスプレイEX」搭載。ハンドリングや視界を干渉しない位置に配置することで、すっきりとしたハンドル周りを実現した。
スイッチはより扱いやすいサイズにしたことで、走行中でもスムーズにアシストモードを切り替えできる。メーターは、オフロード走行に必要な機能に絞り込むことでコンパクト化を実現。また、バッテリー容量とアシストモードが一目で分かるカラーLEDインジケーターを採用してライディングにより集中できるようにした。
BluetoothまたはANT+を通してサードパーティーのサイクルコンピューターとの接続が可能。給電機能のついたUSBポートも備えている。
3. ライディング性能を向上させるMTBコンポーネント
フロントサスペンションは、アウターケースの剛性をさらに高めた「ROCKSHOX LYRIK SELECT」を採用。オフロードでの扱いやすいハンドリングに貢献する。
ドライブトレインには「SHIMANO M8100 XT 12sp」を採用。12速のワイドレシオにより、走行状況に応じた最適なギア選択を可能にし、急斜面での登坂性を向上した。

メーカー希望小売価格は74万8,000円。仕様は以下の通り。
