The Qが自転車用テニスボールタイヤを製造
ウクライナでサイエンスビデオを制作するThe Qが、パンク修理を簡単にする自転車用の「テニスボールタイヤ」を製造。その過程をいつも通りYouTubeで「60 Tennis Balls = 2 Bicycle Tyres」として公開しました。チューブをテニスボールに交換
今回の動画では、タイヤ内のチューブをテニスボールに換装。テニスボール内部の空気でタイヤにクッション性を与えて、走行時の乗り心地を高めています。
The Q ではこのタイヤを装着した自転車で段差越えを実施。テニスボールが段差越え時の衝撃を吸収する様子を公開しています。
テニスボールに交換するメリットとは？
自転車での移動で怖いのはパンク。朝の通勤途中にタイヤがパンクしたら、遅刻しないでオフィスまでたどり着くのになかなかに苦労します。でも、テニスボールタイヤなら、万が一ボールのどれかに異常が発生しても、そのボールを新しいものと交換するだけで走行を継続できます。また、値段が安いのもテニスボールの強み。The Qは、テニスボールタイヤ製造には自転車一台あたり60個のテニスボールが必要だとしていますが、この数であれば新品でも7,000円程度で入手が可能。中古品ならもっと安く購入できます。最近はタイヤチューブの価格も交換工賃も高騰しているので、それを考えればテニスボールタイヤは良いかもしれません。…まぁ、最初にテニスボールタイヤを製造するのがかなり大変ですが。
走行の様子については以下のThe Qのビデオで確認してください。ビデオは3分57秒の走行シーンからスタートしますが、製造手順を知りたい方はビデオを最初から視聴することをおススメします。
The Qはウクライナ在住のチーム。同チームの動画を視聴し、チャンネル登録すると助けになるそうなので、時間のあるかたは是非視聴してみてください。
