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国内で初めて CA/WiMAX 2+ に対応する GALAXY S5 SCL23 |
CA は、LTE を発展させた次世代通信規格「LTE-Advanced」の技術を応用したサービス。下り最大 75Mbps エリアの2つの電波を束ねて通信することで、最大 150Mbps の受信速度を実現するもの。複数の周波数帯を同時に使ってデータ通信するため、高速化のほか、安定化も期待できる。一方の WiMAX 2+ は通信規格「WiMAX Release 2.1」を採用するモバイル通信サービスで、最大通信速度は下りが 110Mbps、上りが 10Mbps。
今回のアップデートの主目的は、GALAXY S5 SCL23 に CA および WiMAX 2+ による通信機能を追加するもの。また、卓上ホルダセット時にアラームが終了しないというバグを修正するほか、さまざまな機能改善も施す。
今回のアップデートは自動更新に対応しておらず、3G/4G/無線 LAN(Wi-Fi)を介して端末本体で行うか、Windows パソコン用管理ソフトウェア「Samsung Kies 2.0」経由で実行する。アップデートには、3G 経由だと約16分、4G 経由だと約8分、Wi-Fi 経由だと約5分、パソコン経由だと約6分かかる。アップデート後のバンドバージョン(ソフトウェアバージョン情報)は「SCL23KDU1BNE4」。
なお、KDDI は CA/WiMAX 2+ 対応スマートフォンの第二弾として、ソニーモバイルコミュニケーションズの「Xperia ZL2 SOL25」を5月23日に発売する。
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CA/WiMAX 2+ 対応スマホ第二弾の Xperia ZL2 SOL25 |