日本航空(JAL)は、国内線のすべてのファーストクラスで7月7日より、スマートフォンやタブレットを充電するためのモバイルバッテリを追加料金なしで貸し出す。

「空の上だし、電池も切れた」はもう通用しない、JAL が国内線ファーストクラスでモバイル バッテリ貸出
国内線の全ファーストクラスでモバイルバッテリ貸し出し

貸し出されるモバイルバッテリは、日本トラストテクノロジー製「MobilePower(モバイルパワー)MP-16000」。スマートフォンだけでなく、5V/2.1A の出力が得られるので、iPad などのタブレット充電にも適している。容量は 1万6,000mAh もあるので、国内線のフライトで足りなくなることはないだろう。

パイパワーで iPad の充電にも (出典:日本トラストテクノロジー)
パイパワーで iPad の充電にも
(出典:日本トラストテクノロジー)

ちなみに、JAL の国内線には、座席に充電用の端子が設けられていないとのこと。ファーストクラスにはあると思い込んでいたけれど、そういうものなんだ。アップグレートなんて贅沢に縁のない筆者は知らなかったよ。この貸出用モバイルバッテリはファーストクラスの座席のシートポケットに用意されているので、特に貸し出しをお願いする必要はない。自分で用意した USB ケーブルをスマートフォンやタブレットをつないで充電できる。

なお、JAL は国内線の一部路線の新機材「JAL SKY NEXT(JALスカイネクスト)」で、国内初という無線 LAN(Wi-Fi)インターネット接続サービス「JAL SKY Wi-Fi」を7月23日に提供開始する。せっかくの Wi-Fi 環境がある便でバッテリ切れになったら悲しいので、バッテリ貸し出しはありがたいサービスだ。

国内初の機内インターネット サービス JAL SKY Wi-Fi (出典:JAL)
国内初の機内インターネット サービス JAL SKY Wi-Fi
(出典:JAL)