震災時帰宅支援マップ 京阪神版 |
震災時帰宅支援マップはもともと書籍として販売していたが、2011年の東日本大震災を経てスマートフォン向けアプリが登場。今回は以前からユーザーの要望が強かった京阪神、中京圏版を追加した。
大地震の発生後都市部の公共交通網が麻痺(まひ)した際、自宅や一時避難先まで歩いて帰るために使える。最初に自宅などの「目的地」を登録し、スマートフォンの GPS 機能を利用して現在位置や帰宅方向を地図上に表示。歩いてきた道のりの軌跡や、目的地までのルートや距離、方向を都度確認できる。
首都圏版と同じく KDDI(au) のアプリ取り放題サービス「au スマートパス」版も利用できる。au スマートパスはオンラインが前提のサービスだが、震災後は通信回線が使えない可能性が高いため、震災時帰宅支援マップはオフラインでも利用できるようになっている。
具体的にはオンラインでの最終利用日から30日間はオフラインでも使える「30日間承認」システムを採用している。平時から時折、同アプリを立ち上げておくとよいだろう。