KDDI は、ユーザーの自宅において「4G LTE」ネットワーク上の音声通話サービス「au VoLTE」の利用状況を改善するため、VoLTE 対応の宅内用小型基地局「auフェムトセル(VoLTE)」の提供を12月12日に開始する。

KDDI、VoLTE 対応の宅内用小型基地局「auフェムトセル(VoLTE)」提供開始
auフェムトセル(VoLTE)

「auフェムトセル」は、ユーザー宅の固定通信回線に接続し、同回線経由で設置した部屋の大きさ程度の au 携帯電話通話エリアを作る小型基地局。今回提供を始める auフェムトセル(VoLTE)は、通話サービス au VoLTE を改善するためのもの。

auフェムトセル(VoLTE)の利用イメージ
auフェムトセル(VoLTE)の利用イメージ
(出典:KDDI)

auフェムトセル(VoLTE)の利用を希望する場合、まず KDDI に電波環境調査を申し込み、設置可能と判断されたら使えるようになる。電波調査および機器設置、そして auフェムトセル(VoLTE)利用料はいずれも無料。ただし、auフェムトセル(VoLTE)を接続できる回線は、「auひかり」または KDDI 指定の固定通信回線に限られる。また、利用に必要な電気代と回線利用料はユーザー負担。

auフェムトセル(VoLTE)のサイズは幅145×高さ220×厚さ 32mm、重さは約 460g。ボディカラーは「白」のみ。