ネット不要!iPhone同士でメッセージが送れる「ブルー:トランシーバー」―Bluetoothを利用
ブルー:トランシーバー

インターネットを使わずiPhone同士でメッセージを送受信できるアプリケーション「Blue:transceiver(ブルー:トランシーバー)」が登場した。近距離無線通信規格である「Bluetooth」を利用する。

ブルー:トランシーバーは、あらかじめ設定した12のチャネルに参加して近距離でテキストメッセージをやりとりができる。ネットを使わず、携帯電話のパケット通信料はかからない。

とはいえあまり遠くの相手と連絡がとれる訳ではないので、待ち合わせ場所に到着したことを知らせるなど、用途は限られるだろう。

実はこの手のアプリはときどき登場する。アプリに詳しい人が真っ先に思い出すのは米国発の「FireChat」だろう。FireChatもやはりネットを使わないのが特徴。代わりにBluetoothを利用してメッセージをスマートフォンからスマートフォンへとリレー方式で受け渡し、離れた場所へ届けることが可能だ。地下にあるクラブや、洋上に出たクルーザーなど電波の入りが悪い場所でも、同じアプリを使っている人と簡単に連絡がとれるのが魅力だ。

2014年には日本の企業が開発した「Cyro(サイロ)」がちょっとした話題にもなった。はたして今度のブルー:トランシーバーはどれくらい流行するのだろうか。