LINE は登録ユーザー数が全世界で4億人を突破したと発表した。国別では日本の約5,000万人を筆頭にアジア圏が多いが、米国、メキシコでも1,000万人を超えるなどほかの地域にも広がりを見せている。

LINE 登録ユーザー4億人を突破、米国でも1,000万人超
LINE 登録ユーザー数の推移(出典:LINE 公式ブログ)

2011年に日本語と英語版でサービスを始めた LINE だが、2014年4月時点では17カ国語で展開しており、幅広い地域で登録が進んでいる。特徴の1つである「スタンプ」は各国の文化にあわせてさまざまなデザイン、キャラクターを用意しており、細かい工夫が普及の一助になっていると見られる。

ところかわればスタンプ変わる
ところかわればスタンプ変わる(出典: LINE 公式ブログ)

登録ユーザー数1,000万人以上の国は日本(約5,000万人)をはじめ、タイ(約2,400万人)、インドネシア(約2,000万人)、インド(約1,800万人)、台湾(約1,700万人)、スペイン(約1,600万人)、韓国(約1,000万人)、マレーシア(約1,000万人)、米国(約1,000万人)、メキシコ(約1,000万人)。

アジア圏を中心にさまざまな国で登録が進んでいる
アジア圏を中心にさまざまな国で登録が進んでいる(出典:LINE 公式ブログ)

ただ、LINE は依然として月間アクティブユーザー(MAU)数を明らかにしていない。MAU はアプリの人気を推し測る主要な指標として、ライバルの米国 WhatsApp や中国 WeChat が公表している。

なお、LINE 連携のアバターアプリケーション「LINE PLAY」は4億人突破を記念したキャンペーンを実施中。記念アイテムの無料配布などを行っている。公式ブログで詳細が確認できる。