NTTドコモKDDI、沖縄セルラー、ソフトバンク、イー・アクセス、ウィルコムの携帯電話/PHS 事業者6社は、事業者間のキャリアメールや SMS でやり取りされる絵文字の数と種類を共通化する。2014年5月以降順次開始される。

携帯電話/PHS 事業者6社、絵文字の数や種類を共通化ー5月以降順次
キャリアメールでの絵文字の表示イメージ

 共通化後の各社の絵文字デザイン (抜粋)
 共通化後の各社の絵文字デザイン (抜粋)

これまで、他社携帯電話宛に絵文字入りのキャリアメールや SMS を送信した際、受信側の携帯電話で異なる絵文字表示や「〓」などの文字に置き換わっていた。今回、キャリアメールや SMS サービスの文字コードを、符号化文字集合や文字符号化方式などを定めた世界共通の文字コードの規格である Unicode に対応させ、絵文字の数と種類を共通化することで、送信者が意図するメッセージの送受信ができるようになる。

KDDI とドコモ、沖縄セルラー、イー・アクセスの4社は2012年、絵文字デザインを統一するという発表を行っていた。今回の共通化はその延長線上にある。

なお、対応端末等は、各社から順次個別に開示するという。