リサーチバンクは“歩きスマホ”についての調査を実施した。歩きスマホとは、道や駅、階段などでスマートフォンを使いながら歩くこと。同調査では、スマートフォンを持っていない人の71%が「規制したほうが良い」と回答したことなどがわかった。スマートフォンの所有率については、54%が「持っている」と回答し、所有者のうち62%が歩きスマホの経験があった。

歩きスマホ、スマホ非所有者の7割が「規制したほうが良い」
所有者のうち、歩きスマホ経験の有無

歩きスマホで使う機能としては、男性は「地図」「メール」、女性は「メール」「通話」が上位になった。

歩きスマホで使う機能
歩きスマホで使う機能

歩きスマホをしている人が自分にぶつかったりした経験があるか尋ねたところ、14%が「ぶつかってきたことがある」、39%が「ぶつかりそうになったことがある」と回答し、半数以上が危険な目にあっている結果となった。

歩きスマホによって危険な目にあった割合
歩きスマホによって危険な目にあった割合

歩きスマホも「歩きたばこ」のように法令や条例で規制したほうが良いと思うか尋ねたところ、全体の60%が「規制したほうが良い」と回答した。スマホ非所有者は71%が「規制したほうが良い」とした。スマホ所有者の「規制したほうが良い」と回答した割合は50%程度だった。

歩きスマホに規制が必要と回答した割合
歩きスマホに規制が必要と回答した割合

有効回答数は1,200人。期間は2014年5月16日から21日。調査対象は全国の10代から60代の男女。