集英社や小学館と並ぶ大手出版社である講談社が、コミック誌をすべて電子化するそうだ。配信は各電子書籍書店から行う。

まず、1月5日から『ヤングマガジン』、1月6日から『月刊少年マガジン』、1月7日から『週刊少年マガジン』を、紙の本誌と同時に配信を開始し、特設サイトをオープンする。

このほか、『マガジン SPECIAL』『月刊ヤングマガジン』『デザート』『モーニング』『Kiss』『ネメシス』『BE・LOVE』『ARIA』『別冊フレンド』『なかよし』なども電子配信される予定で、6月までには、すべてのコミック誌を電子配信するという。

講談社は20世紀の初めに設立され、以後、さまざまな書籍や雑誌を出版することで、少年や青年に大きな影響を与え続けてきた。しかし、最近の出版不況により売上高が大きく落ち込んでおり、コミック誌の電子化で苦境を乗り切れるかどうか、注目されている。

講談社が全コミック誌を電子化、少年マガジンなどを紙と同時に配信
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