国民生活センターによると、クリーニング店に関しては、実店舗は減少傾向にあり、相談件数も減少しているが、逆にインターネットで申し込む形態でのクリーニングに関する相談が増加しているそうだ。
中でも、宅配業者を利用して衣類の受け渡しをする、いわゆる「宅配クリーニング」と呼ばれるタイプ(ネット宅配型)の相談が目立っている。このタイプは、店舗を構えるクリーニング(店舗型)と違い、消費者と事業者が直接対面しないのが原因と考えられるトラブルが生じている。
紛失事故、クリーニング料金、納期、クリーニング事故の補償などでトラブルが起こることが多く、トラブルが起きても実際に対面して交渉できない、などの問題点があるようだ。
クリーニングのインターネット通販に関する相談件数 (2015年1月31日までの登録分) |