日本ポステックは、クラウド ファンディング サービス Kickstarter で多くの支援者を集めて話題になった、USB ポートを「無限」に増やしていける USB ハブ一体型ケーブル「InfiniteUSB」の国内販売代理店権を取得し、取り扱いを開始する。

USB ポートを無限に増やす「InfiniteUSB」、早くも国内販売へ
国内で InfiniteUSB の入手が容易に

InfiniteUSB は、文字通り「Infinite(無限)」に次々とつなげてデイジーチェーンさせられる独特な USB ケーブル(真の意味で無限につなげて使うことは、USB 仕様や物理的な制約で無理だが)。InfiniteUSB をパソコンなどの USB ポート、もしくは別の InfiniteUSB に挿すと、新たな空き USB ポートが現れるので、身の回りに USB デバイスが溢れる状況でもポート不足にならない。製品化プロジェクトがクラウド ファンディング サービス Kickstarter で支援を募ると大人気となり、1万ドルの目標額に対して24万ドル以上の資金を集めた。

InfiniteUSB の本体には パソコン などの USB ポートへ挿入するプラグが設けられ、反対側はさらに InfiniteUSB を繋げていけるよう USB ポートがある。そして本体から出ている USB ケーブルの先にさまざまな USB 対応デバイスを接続できる。具体的には、一般的な MicroUSB、iOS デバイス用の Lightning、何かと便利な USB-A メスの3種類が用意される。

これだけ繋げられれば満足
これだけ繋げられれば満足

製品展開としては、ホスト側形状が USB-A の「InfiniteUSB Slim」「InfiniteUSB Special」と、新型 MacBook などに搭載され始めている USB-C の「InfiniteUSB-C Special」という3モデル。InfiniteUSB Special と InfiniteUSB-C Special はApple の「MFi(Made for iPod/iPhone/iPad)」ライセンスを取得している認定製品なので、iPhone や iPad など各種 iOS デバイスで OS がアップデートされても安心して使い続けられる。3モデルとも、ケーブル長は 20cm と 120cm の2種類。カラー バリエーションは「ブルー」「オレンジ」「グリーン」「グレー」「ピンク」の5色。

ケーブルは平型を採用しているため、絡みにくいという。さらに、20cm モデルは根元と先の両コネクタに磁石が仕込んであり、使わないときはペタっとくっつけてまとめておける。

磁石でコンパクトにまとまる
磁石でコンパクトにまとまる

InfiniteUSB の紹介ビデオ

なお、新型 MacBook は USB-C という新しいタイプのポートを1個しか搭載していないせいか、そのままでは拡張性に乏しい。そのせいか、Kickstarter で MacBook の USB-C ポートを拡張する「Hub+ for USB-C」や「HydraDock」というプロジェクトが人気を集めている

Hub+ for USB-C
Hub+ for USB-C

HydraDock
HydraDock

※画像は Kickstarter の InfiniteUSB、Hub+ for USB-C、HydraDock のページから