世界一政府が電子化されているのはどこだろうか。

「世界電子政府進捗度ランキング調査2015」の結果を早稲田大学が発表したが、それによると1位はシンガポールだった。前年1位だった米国は2位に落ち、それに続き、デンマーク、イギリス、韓国、日本の順となった。

世界一政府が電子化されているのは?―世界電子政府ランキング2015年版が公開
電子政府ランキングトップ10

総合評価の他に、9項目の部門別指標も公表された。日本は、部門別指標「政府CIO」及び「電子政府振興」の2項目でトップグループに入っている。

このランキング調査は、早稲田大学が国際CIO学会(IAC)傘下の世界主要大学と提携して行ったもの。今年の11回目は、ICT先進国を中心にした63か国が対象で、その結果が注目されていた。

早稲田大学電子政府・自治体研究所が中心になるこの調査研究は、世界12大学の調査チームが参画。2回の専門家による分析会合や、国際会議、国際機関(国連、OECD、APEC、ITU、世界銀行、EUなど)並びに関係国政府、研究所などとの意見交換によって集大成された。