Facebook が、年末年始商戦のタイミングを狙い、Facebook モバイルアプリ広告の機能をアップデートした。

昨年は、クリスマスや歳末セール、初売り、冬のボーナスなどが契機となり、年末年始に新しいデバイスを購入するユーザーが増加し、スマートフォンの売上が、前年四半期に比べると25%も上昇したそうだ。

ユーザーは、新しいデバイスを入手すると、アプリをインストールする。そのタイミングで、Facebook のモバイルアプリ広告を活用するのが効果的、ということでアップデートした。

新たなアップデートは以下の通り。

リーチ&フリークエンシー購入
リーチ(到達数)とフリークエンシー(表示頻度)の予測性を優先する形で、Facebook モバイルアプリ広告を購入できる。これにより、認知度を押し上げながらも、広告が人目に触れる頻度をコントロールできるようになる。特に、アプリのリリース時や更新時など、認知度の向上を目的としたキャンペーンに効果的、とのことだ。

動画を使用したモバイルアプリ広告の自動再生
Facebook で動画をアップロード、シェア、視聴するユーザーが増えていることから、モバイルアプリ広告が所定の条件を満たす場合には、ニュースフィード上で動画が自動再生されるようにした。また、広告管理ツールのパワーエディタからも、動画を使用したモバイルアプリ広告を作成できるようになった。

「Amazon Fire」タブレットがターゲット設定の対象に
Facebook 広告のターゲット設定 オプションで、Amazon Fire タブレットが指定できるようになった。今後は、Apple、Samsung、HTC などのデバイスと同様、Amazon Fire タブレットの利用者にターゲットを絞ることができる。

Facebook モバイルアプリ広告のアップデートで Amazon Fire もターゲットに
「Amazon Fire」もターゲットに