カゴメは、2月22日に開催される「東京マラソン 2015」への協賛を発表。計7万個のトマトを提供してランナーをサポートするほか、トマトの補給ができるデバイス「ウェアラブルトマト」の実証実験を行う。

ト、トマトがウェアラブルに!?--カゴメ、東京マラソンでトマト補給用のデバイスを披露
東京マラソンに「ウェアラブルトマト」が登場する

カゴメが東京マラソンにトマトの提供を行うのは、「東京マラソン 2013」の初協賛から今大会で3回目。「東京マラソン 2015 公認トマト」である「高リコピントマト」や「ちいさなももこ」、「オレンジまこちゃん」など、計7万個のトマトでランナーをサポートする。

公認トマトの1つ「ちいさなももこ」
公認トマトの1つ「ちいさなももこ」

同社はトマトの提供に際して、トマトに“モバイル性が欠けている”ことに着目。アートユニットの「明和電機」とタッグを組み、走りながらトマトが補給できるデバイス「ウェアラブルトマト」開発プロジェクトを始動した。トマトの課題である“携帯の難しさ”を解決すべく、多様なスペックを持つウェアラブルデバイスの開発を進めているそうだ。

開発中のウェアラブルトマトは、2月19日に東京ビッグサイトで開催される「東京マラソン EXPO 2015」で公開される。また、東京マラソン 2015大会の当日には、小型のウェアラブルトマトを身に付けたランナーが走り、トマト摂取実験を行う。

「ウェアラブルトマトプロジェクト」の紹介動画

カゴメの研究によると、トマトは疲労軽減に良いとされる栄養素を含むほか、運動によって溜まりやすい活性酸素を消去する効果が明らかになっているという。実際に、マラソン時にトマトの給食を受けたランナーからは、「栄養補給の実感が得られる」と好評だったそうだ。