この展示は、自然界のいわしが外敵から身を守るために、集団で調和しながら行動する「サーディンラン」を再現したデモンストレーション。人工知能(AI)を搭載した「デジタルいわし」1万5,000尾を185インチの大画面に投影する。デジタルいわし達は互いにぶつかることなく、同じ方向で整然と泳ぎ廻るそうだ。来場者が操作できるアイコン「いわしキング」も用意されており、デジタルいわしに追いかけさせることができる。
オムロンによると、デジタルいわしは、仲間や外敵との距離などをリアルタイムにセンシングしながら、どのルールを優先すべきか自ら判断し、仲間との距離をコントロールして泳ぐという。同社はこうした技術が、自動車の自動運転などに代表される「人と機械が最適に調和した豊かな社会」の実現に貢献していくとの見方を示している。
デジタルいわしの展示場所は、アクアミュージアム 1F ジンベエホール。鑑賞は無料だが別途入館料が必要となる。
住所:神奈川県横浜市金沢区八景島