ウェザーニューズが「第二回桜開花予想」を公表

ウェザーニューズは「第二回桜開花予想」を発表した。3月2日~4日に実施した第二回「全国つぼみ調査」結果を反映し、西日本の一部エリアで開花予想日を一日遅くしたとしている。

■2017年「第二回桜開花予想」

今回の開花予想は、「第二回全国つぼみ調査」の結果を踏まえたもの。調査では先週に比べて確実に生長が進んでいることが確認できたが、昨年の同時期に比べると生長が遅いエリアもあったという。これを受け、西日本の一部のエリアで開花予想日を1日ほど遅くしたとしている。

ウェザーニューズが「第二回桜開花予想」を公表

3月の気温は平年並かやや低い予想。寒の戻りは一時的で3月後半は平年並に暖かくなる日が多くなる見込み。このため、足踏み状態のつぼみの生長も3月後半ほど例年並に進むと予想され、西日本や東日本の桜の開花は例年並かやや遅くなりそう。

北日本は、3月は周期的に寒気が流れ込み、つぼみの生長が足踏みする時期があるものの、4月にかけて平年より暖かい日が多くなっていくため、桜の開花は例年並~やや早い予想。

また暖冬で春にかけて高温傾向だった昨年に比べると、今年は気温が低い傾向のため、桜の開花は全国的に昨年より遅い所が多い見通し。

各エリアごとの桜開花傾向は以下の通り。なお、全国の名所700か所の桜情報については、ウェザーニューズのスマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」の『さくらCh.』、または同社Webサイト『さくらCh.』を参照されたい。

■各エリアの桜開花予想

◆北海道
北海道は、ほとんどのつぼみがまだ硬い殻を被ったまま。3月はたびたび寒気が流れ込み、周期的に寒さに見舞われるため、つぼみの生長はゆっくり進みそう。ここ数年の生長ペースから見ても、生長が目ざましくなるのは3月末頃からの予想。4月は周期的に雨や雪が降り、一時的な寒の戻りはあるものの、晴れて平年より暖かい日が多くなるため、つぼみの生長がスピードアップする。このため、桜の開花はほぼ例年並となりそう。

ウェザーニューズが「第二回桜開花予想」を公表

開花前線は、4月26日頃に津軽海峡を渡り、北海道に上陸する。道内は松前公園から開花が始まり、開花前線は道南を北上。札幌市は4月末頃から咲き始め、GW終盤から見頃となりそう。その後、5月中旬にかけて、道北や道東エリアへと桜の開花が広がっていく。5月は平年より暖かい日が多い見込みで、ポカポカ陽気の中で花見を楽しめそう。

◆東北
東北の桜は、まだ85%のつぼみが硬い殻を被ったままだが、先週に比べると着実に生長が進んでいる。目に見えて生長が進むのは3月中旬以降と見られる。3月後半~4月は周期的に天気が変化し、たびたび寒の戻りがあるものの、平年より暖かい日が多くなっていくため、つぼみの生長が加速していく。このため、桜の開花は例年並~やや早めとなりそう。特に4月中旬は晴れる日が続くので、青空の下で花見を楽しめそう。

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4月3日開花予想の宮城県白石市の益岡公園をはじめ、4月上旬に宮城県南部や福島県浜通り・中通りから開花が始まり、開花前線はゆっくり北上する。東北南部の早い所では4月7日頃から見頃となり、東北北部は4月下旬にお花見を楽しめる所が多くなりそう。青森県の弘前公園は4月22日に開花の見込みで、GW初めが見頃となりそう。

◆関東
関東は、2月~3月初めは気温のアップダウンが大きかったものの、平年より暖かい日が多かったため、つぼみの生長は昨年とほぼ同じペースで進んでいる。3月は中旬まで、日差しの少ない日や寒の戻りがある見込みで、つぼみの生長が足踏みすることもあるが、だんだんと暖かい日が増えるため、桜の開花は、ほぼ例年並の時期に始まる見込み。

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3月22日開花予想の靖国神社をはじめ、3月下旬は東京都内で順次開花が始まり、4月初めにかけて関東南部から関東北部へと開花エリアが広がっていく。関東南部は3月末から4月初めにかけて花見を楽しめ、関東北部は入学式や始業式の頃に見頃を迎える所が多くなりそう。

◆中部
中部は、2月は寒暖の変化が大きく、たびたび冬の寒さにも見舞われたため、昨年に比べるとつぼみの生長が遅れ気味。3月は、周期的に寒気が流れ込むため、北陸など日本海側ほど平年より寒い日があるが、寒気の影響を受けにくい東海など太平洋側ほど平年並の気温で、だんだんと暖かい日が増えていく見込み。このため、つぼみの生長は、この先も足踏みとスピードアップを繰り返し、桜の開花は例年並~やや遅い予想。

ウェザーニューズが「第二回桜開花予想」を公表

暖かい静岡県内の早い所で、3月20日過ぎに開花が始まり、4月中旬にかけて、太平洋側から日本海側や標高の高いエリアへと開花が進んでいく。東海は4月初め頃までお花見を楽しめる所が多く、北陸は入学式の頃から咲き始めて4月中旬に見頃を迎える所が多くなりそう。

◆近畿
近畿は、2月末~3月初めは、朝晩の冷え込みが厳しかった一方、昼間に暖かい日が多くなった。このため、つぼみの生長は昨年よりは遅れ気味だったが、先週に比べて大きく進んだ。3月の気温は平年並と予想されるものの、日差しの少ない日や一時的な寒の戻りがあると予想されるため、つぼみの生長が足踏みする時期がありそう。このため、桜の開花時期は、例年並~やや遅い予想。

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和歌山県の早い所では3月20日過ぎに開花が始まり、3月中に京阪神エリアでも咲き始め、4月上旬にかけて近畿北部や標高の高いエリアへ広がっていく。京都市の桜は4月初めに見頃を迎え、4月2週目の週末(8~9日)頃は桜吹雪が楽しめる所もありそう。

◆中国・四国
中国・四国は、2月末~3月初めは朝晩の冷え込みが厳しかった一方、昼間に暖かい日が多くなった。このため、つぼみの生長は昨年と同じか遅れ気味だが、先週に比べて大きく進んだ。3月の気温は平年並と予想されるものの、日差しの少ない日や一時的な寒の戻りがあると予想されるため、つぼみの生長が足踏みする時期がありそう。このため、桜の開花時期は、例年並~やや遅い予想。

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3月20日頃に、温暖な高知県から開花が始まり、3月末にかけて中国エリアまで広がっていく。4月に入ると中国山地の標高の高い所でも咲き始める見込み。この冬、大雪に見舞われた鳥取県や島根県も3月末頃には咲き始め、入学式の頃には見頃を迎える所が多くなりそう。

◆九州
九州は、2月末~3月初めは朝晩の冷え込みが厳しかった一方、昼間に暖かい日が多かったため、つぼみの生長は昨年の同じ時期とほぼ同じ程度で、先週に比べて大きく進んだ。3月の気温は平年並と予想されるものの、日差しの少ない日や一時的な寒の戻りがあると予想されるため、つぼみの生長が足踏みする時期がありそう。このため、桜の開花時期は、例年並~やや遅い予想。

ウェザーニューズが「第二回桜開花予想」を公表

3月20日頃に熊本県や鹿児島県など、九州北部からも南部からも咲き始め、3月下旬に一気に開花エリアが広がっていく。福岡市の舞鶴公園をはじめ、3月末から4月初めに見頃を迎える所が多くなる。昨年の春に地震の大きな被害を受けた熊本城も、3月末には満開の桜に彩られそう。