Steinberg（スタインバーグ）ブランドのUSBオーディオインターフェイスに新製品が登場した。マイクプリアンプ4基の「UR-RT4」および2基の「UR-RT2」という2モデル。ヤマハミュージックジャパンが取り扱う。

iPad、iPhone、iPod touch、Mac、WindowsノートPCといった幅広い機器と組み合わせて安定して利用できる。デジタル・オーディオ・ワークステーション（DAW）製の音楽制作アプリケーション「Cubasis LE」「Cubase AI」などを無償で使って高音質なレコーディングを簡単な設定で行えるとする。なおiPadとの接続には、Apple iPad Camera Connection Kit」または「Lightning - USB カメラアダプター」が別途必要となる。


24bit／192kHzに対応したディスクリートClass-Aマイクプリアンプ「D-PRE」をフロント部に搭載し、高感度マイクやエレキギターやベースなど幅広い入力に対応する。新たにRupert Neve Designs（RND）社製の高品位なトランスフォーマーを後段に配置することで、フロントのスイッチをオンにすると、音に自然で心地良いゆるやかなゆがみが加わり、太くて艶を持った存在感のある音質で録音が可能とする。リアにはTRS出力、MIDI入出力を搭載し、シンセサイザーやパワードモニタースピーカーなどを接続できる。

本体サイズ、重さをみると、UR-RT4は267×47×208mm、2.4 kg。UR-RT2は198×47×208 mm、1.7kgとなる。いずれもオープン価格だが店頭実勢はUR-RT4が6万4,800円、UR-RT2が3万8,700円の見通し。