JAXAが宇宙での生活とヘルスケアをテーマにした「Space Life Conception Ver.1.0」を公開、民間主導で未来構想を更新予定 画像1

宇宙生活の未来構想、JAXAより新たな発表

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、宇宙での暮らしやヘルスケアをテーマにしたビジネス共創プラットフォーム「THINK SPACE LIFE」の取り組みを基に、宇宙生活の未来構想「Space Life Conception Ver.1.0」を製作し、公開しました。

宇宙での生活を想像するワークショップの成果

2023年9月から10月にかけて、全4回のアイデア創出ワークショップが行われました。これらには77社・団体から約120名が参加し、宇宙での未来の生活について盛んな議論が交わされました。このワークショップを通じて集められたアイデアは、「Space Life Conception」のβ版に組み込まれ、さらなる発展を遂げました。


宇宙と地上の生活の質を向上させる

「THINK SPACE LIFE」は、宇宙生活の課題解決を目指して開始されたプラットフォームです。宇宙における暮らし方の研究開発や新規事業創出を促進するため、様々な企業や団体と共創することで宇宙および地上の生活の質の向上を目指しています。

民間主導での未来構想の更新予定

2024年4月1日からは、「THINK SPACE LIFE」の運営が民間主導の新体制へと移行されます。JAXAによる運営は今回が最後となり、新体制のもとで「Space Life Conception」の更新が予定されています。これまでの活動に対する感謝の意を表し、未来へ向けての期待を寄せています。



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