Visaのグローブのイメージ

Visaの開発した電子マネー付き手袋が話題を呼んでいる。手にはめたまま、店頭の読み取り装置などにかざすだけで買い物や飲食の支払いができる。韓国で開催する2018年平昌オリンピックに合わせた取り組みだ。

iPhoneやAndroidスマートフォンなどにも搭載している「NFC」技術を応用した。オリンピックに出場する選手やファンが、現地に配備してある非接触型の端末にただ手を近づけるだけで円滑かつ安全に支払い手続きができる。


Visaによると、平昌の平均気温は4.8度になり、手を冷やさずに支払いができるのは便利という訳だ。手袋には30,000ウォン(3,000円程度)または50,000ウォン(5,000円程度)の電子マネーがあらかじめチャージ(入金)済み。

VisaはほかにもNFCを搭載したピンバッジや記念ステッカーも発表している。Visaは韓国の小売大手ロッテデパート傘下のロッテカードと提携し、11月9日から韓国でこれらを販売する。