
大ヒットとなった写真集「必死すぎるネコ」が発売されたのは2017年のこと。4年前のことなので「必死すぎるネコ」がどんな写真集だったのか忘れてしまった人もいるかもしれません。そんな人のためにざっくり紹介すると、「必死すぎるネコ」とは“突然スイッチが入り、私たちから見ればどうでもよいことに必死に立ち向かうネコ(沖さんによる定義)”のことです。
ネコといえば“のんびり”していて“マイペース”なイメージ。“必死すぎる”という形容詞とは最も遠い場所で生きている動物なのですが、一旦何かのスイッチが入ってしまえば、ネコたちはそれまでの態度を一転させて枯れ草と戦い、ひもと格闘し、昆虫に挑みます。
写真集ではそんなネコたちが96ページにわたって紹介されていましたが、2022年のカレンダーにも12か月にわたり、必死に何かと戦うネコたちが登場します。全12枚の写真の中でも特に必死感の強いネコトップ3(筆者主観)を紹介しましょう。
3位:勝利の雄たけびネコ
何に勝ったのかは不明ですが、何かに打ち勝って雄たけびをあげるネコが5月を飾っています。その勇猛さはプロレスラーレベル?
2位:葉っぱと格闘するネコ
10月には、葉っぱと格闘するネコが選ばれています。それほど必死に見えないかもしれませんが、“必死すぎるネコ”の定義である“どうでもよいことに一所懸命”という観点からすれば、立派な必死ネコです。
1位:凄みのある親分ネコ
いまから1年後となる、2022年の12月を飾るのがこの親分ネコ。特に何をしているわけでもないのですが、その立ち姿は北野映画に登場する藤竜也さんのような貫禄。睨むだけで周囲のネコをおとなしくさせる迫力を持ったネコです。
番外:あまり必死に見えないネコ
2022年が明けてすぐの1月、呆然とたちすくむネコでスタートしています。これがセレクトされたのはなぜ?
全国の書店やAmazon.co.jpなどのオンライン書店で販売されています。価格は1,320円です。
また、オフィスのデスク上においておきたい「必死すぎるネコ」2022ミニカレンダーも販売されており、こちらは1,100円となっています。
