同サービスでは、企業と生活者のコミュニケーションを通して集められた写真や動画、クチコミなどを電子書籍として編集し、SNS 上のプロモーションなどに活用できる。編集した電子書籍は、角川アスキー総合研究所のサービス「ePUB Viewer for Twitter」を利用することで Twitter でも配信可能。プリントオンデマンド印刷を活用した書籍化も支援する。
活用例としては、食品メーカーが、生活者から投稿されたレシピを書籍化して商品の利用を促進したり、地方自治体が、住民の“おすすめスポット”や観光客の感想をまとめたローカルガイドブックを作ったりすることなどが考えられるそうだ。
活用イメージ |
博報堂アイ・スタジオによると、近年はソーシャルメディアの普及により、企業と生活者の直接的なコミュニケーションが一般化。両者がより深いコミュニケーションをとり、共にコンテンツも生み出す「共創コミュニケーション」が注目されているという。
同社はこれまでも、オウンドメディア上でソーシャルプラグインを通じて投稿された生活者の声をもとに、人気情報をランキングして企業のサイトにリアルタイムで反映させる「ソーシャルカタログ」や、スマートフォンで投稿された写真や動画を Web サイトやデジタルサイネージに反映させる「HiSESSION」などのサービスを提供。共創コミュニケーションを、生活者視点のプロモーションとして活用することを提案している。