(出典:au)
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家庭で使う電気と携帯電話をセット契約すると「キャッシュバック」が受け取れるサービスを、KDDI(au)が4月から開始する。「auでんき」および「auでんきセット割」という名称で、申し込み受け付けは1月20日から。

電力小売の全面自由化を受け、携帯電話会社が相次ぎ電気サービスとのセットを発表している。すでにソフトバンクは「ソフトバンクでんき」「おうち割」として詳細を明らかにした。プラン内容はやや複雑だった。


auのサービスは「分かりやすさ」を打ち出している。はたしてどうだろうか。順番にみていこう。

まずauでんきは、全国各地の電力会社の電気をau経由で利用するサービス。北海道から沖縄まで全国が対象だ。プランは2種類。一般家庭でよく契約している従量電灯プランと同等の「でんきMプラン」、もう一方は電気を多く利用するオフィスや商店などがよく契約する従量電灯プランと同等の「でんきLプラン」だ。

従来の電力会社のサービスに比べて料金が安い、といった利点は宣伝していない。

同時に始まるセット割引「auでんきセット」と組み合わせることが可能。auでんきを契約している本人や同居の家族がau携帯電話を利用し、「au WALLETプリペイドカード」を契約していると、毎月の利用料金に応じたキャッシュバックを、カードにチャージ(入金)してもらえる。

(出典:au)
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キャッシュバック率は電気料金5,000円未満で1%、5,000円以上8,000円未満で3%、8,000円以上で5%。

(出典:au)
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ちなみにauの携帯電話を使っている家族全員が対象になるため、世帯人数が多いほど有利だ。

キャッシュバックのイメージ(出典:au)
キャッシュバックのイメージ(出典:au)

auはこのほか、スマートフォンから電気料金を確認したり、省エネルギーに関する情報を読んだりできる「auでんきアプリ」も用意するそう。

画面は開発中のもの(出典:au)
画面は開発中のもの(出典:au)


画面は開発中のもの(出典:au)
画面は開発中のもの(出典:au)

電気を使うほどキャッシュバックがもらえるサービスと一緒に、省エネルギーを勧めるのもちょっと不思議だが、こちらも4月から使えるようになるそう。