
iPhoneやiPadの中身である「iOS」が刷新し、さまざまな機能が加わる。目玉は公式チャットアプリケーション「Message(メッセージ)」の強化だ。LINEのスタンプに似た「Sticker(ステッカー)」がやりとりできるようになる。
ステッカーあるいはスタンプ機能は、LINEに限らず「Facebookメッセンジャー」など多くのチャットアプリも採用しており、iOSのメッセージもその流行に乗るかたちだろうか。
ただ新たなiOSのメッセージにはほかにもさまざまな機能がある。スクリーン全体に広がるバルーンや紙吹雪、花火のように、特別な瞬間を祝うためのアニメーションや、受け取った直後は不可視でスワイプしたあとに内容が見えるインビジブルインク、手書きの文字を送れるノート。
入力した単語を簡単に絵文字に置き換える変換機能や、タップひとつで素早く簡単に返事ができるタップバック機能、動画や音声を再生できるリッチリンク機能などもある。
GIFアニメーションをすばやくパーソナライズしたり、写真を編集したり、メッセージを使っている人同士の送金、ディナーや映画のスケジュール決めなども行えるようになる。
LINEやFacebookメッセンジャーが要らなくなりそうな気もする。ただし、依然Androidスマートフォン、タブレットとのやりとりはできないようだ。