ドイツLOEFによるキャンピングカーは2つのダイニングエリアを備えた“グランピングカー”。通常のキャンピングカーよりもゴージャスな宿泊体験を得られます。
最大の特徴はリアゲートのすぐ内側にダイニングエリアを設けた独自デザイン。5人掛けのソファを備えたこのダイニングでは、ゲートを開けば外の景色を眺めながら食事ができます。車内にいるのに屋外で食べているような、カフェのオープンテラス席のような気分を味わえます。
オープンテラス席気分?
屋外でのような景色を楽しみながらも、食事は室内同様のサービス(?)を得ることが。ダイニングのすぐ近くにはキッチンがあり、出来立ての料理をサーブしてもらえます。
キッチンは4口のコンロとオーブン、冷蔵庫・冷蔵庫、そして数多くのストレージを装備。キャンプであっても妥協せず、シェフ(?)が思う存分料理の腕をふるえます。
オプションで、屋外用のセラミックグリルを装備することも可能になっています。
「室内のキッチンで調理された上品な料理も良いけど、キャンプでは炭火を使って豪快に焼いたバーベキューを楽しみたい!」
そんなわがままなリクエストにも応えられます。
炭火焼きをしても煙が室内にこもりません
ダイニングエリアはテーブルを下げてシートアレンジを変更することで、マスターベッドルームとなり、大人二人が就寝できるスペースを利用者に提供します。
このキャンピングカーにはダイニングエリアがもうひとつあります。こちらは、キャンピングカー前部の運転席、助手席とその後ろのベンチシートを活用した、一般的なキャンピングカーでもよく見るタイプ。カフェでも室内席かテラス席かを選べるところがありますが、LOEFのキャンピングカーはそのように使えます。
こちらは普通ですね
フロントのダイニングエリアも、シートアレンジを変更すれば、子どもの就寝用にぴったりな小さめなベッドルームとして利用できます。
ダブルダイニングエリアを可能にしたのが7,390mmという全長。2つのダイニングだけでなく、多くのキャンプ用設備を搭載できる広い室内を確保しました。
キャンプ用装備では、バスルームも含まれます。このバスルームでは天井に直接取り付けるオーバーヘッドシャワーを採用していて、背の高い人の多いドイツならではのセレクトだなと感じさせてくれます。
価格は11万ユーロ(約1,430万円)からとなっています。最近は富士山周辺などを始め、あちこちにグランピングエリアがオープンしていますが、自分の好きな場所でグランピングをしたい!という人にはLOEFのグランピングカーの方があっているかもしれません。また、自分の庭で友達を呼んでパーティをするのが好きな人にもおススメそうです。